園のこだわり

できたよ!やったー!の気持ち

2021/06/29

 2021年6月29日(火)

 

 梅雨入りをしてジメジメ、モヤモヤとした日々が続いています。そんな中でも子ども達は毎日元気いっぱい過ごしています。雨予報の日でもギリギリまで持ちこたえて園庭で遊べる日も多く、園庭には楽しそうな声が響いています☆

 

     

 

 園庭で子ども達を見守っていると、「先生、見て見て!」「こんな事できるよ!」と沢山の喜びや発見を報告してくれます。本日は、日々の生活での「できたよ!」「やったー!」の気持ちをお届けしたいと思います。

 

●縄跳び
 年少さんから練習している縄跳びは、年長さんになると後ろ跳びやあや跳びにチャレンジしているお友達もいます。

 山王幼稚園では縄跳びに、様々な色のテープを貼って喜びを共有しています。跳べた内容によってテープの色は変わり、金色が欲しいから前跳び100回頑張ると言って目標を持って練習している子も多くいます。

 先日1人のお友達が前跳び30回にチャレンジし、見事青色のテープをゲットしました。今までは連続で跳ぶことも難しかったのですが、園庭遊びの時間に毎日少しずつ練習をして30回跳べるようになりました。何度も何度も挑戦して得たテープを嬉しそうに眺めていました。周りのお友達も「頑張ったね!」「すごい!おめでとう。」と声を掛けていて温かい気持ちになりました。

 その時の「できた!」という自信に溢れた表情はとてもすてきでした。これからも色々な技に挑戦していってほしいと思います。

 

  

 

・迷路
 年長組では、給食を食べた後などに本読みや迷路をして過ごしています。

 園で用意した迷路はとても細かく入り組んでいて難しそうです。自分でやりたい柄を選び、真剣な目でゴールを目指します。

 迷路脱出に成功したお友達はジャンプをしながら「やったー!一発で成功した!」と喜んでいました。喜びや達成感を体で表す様子を見て、心がほっこりしました。紙の上の迷路も子ども達にとっては小さな冒険になるんだなと感じました。

 

 

・給食
 先日のブログですずらん組さんが給食を完食したというお話をお伝えしましたが、実は、さくら2組でも完食しました!

 年長組では学校給食へ向けて、自分が食べられる量を考え先生に伝えるという練習をしています。主に、大盛り、ふつう、少なめの3つに分けて盛り付けをしています。苦手な食べ物も必ず一口食べてみて味や食感を知る事ができるよう挑戦しています。

 空っぽになった食缶を見て、「初めてだね!やったー!」「なんか気持ちがいいね!」という言葉が聞こえてきました。

 おかわりをするお友達、お茶碗についたご飯粒まで綺麗に食べるお友達、苦手な野菜にチャレンジするお友達、クラス全員の力が合わさってピカピカの食缶を見る事ができました。

 

 

 私は、この給食の時間を通して『生き物の命を頂いて生きている』『自分のことを思ってご飯を作ってくれている人がいる』ということはもちろん、『苦手な事があっても得意な誰かがカバーをする事で成功する事ができる』という集団生活での楽しさややりがい、協力する心を学んでいって欲しいなと思っています。

 ミールさんに完食した嬉しさを報告したいということで、給食室に完食の報告と美味しい給食のお礼を伝えに行きました。給食室へ向かうみんなは、ドキドキとワクワクが混ざった笑顔で可愛らしかったです♡

 

 ありがとうの気持ちを伝えると、ミールさんからは「お礼を言いに来てくれてありがとう。全部食べてくれてとても嬉しいです!」と優しい笑顔とお言葉を頂きました。

 

 

  ミールさん、いつも心を込めて給食をつくって下さり、ありがとうございます!

 

  6月も残すところ後1日となりました。梅雨明けはもう少し先になりそうですが、暑さ対策をしっかり行っていきたいと思います。

 山王幼稚園のお友達、明日もステキな笑顔を見せてね!幼稚園で待っています☆

 

     

 

 さくら2組 星野 陽奈

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