令和4年8月25日（木）

　長い夏休みも終盤ですが如何でしたか？

　23日から始まった夏季保育も今日で終了し、1号さんと会えるのは9月1日の始業式になりました。休み明けの23日、朝、バスから降りてきた1号さん一人ひとりの表情を見ると、どことなく元気がなく、小さないちご組、年少さんは泣いているお友達も何人かいました。

　コロナ禍であっても夏休みが楽しく、居心地良い毎日だった事が目に浮かぶ様でした。

　3日間、園に来ると今日は元気に笑顔で登園して来てくれて嬉しかったです。

　お家の方も7月、夏休みに入ったときは、毎日朝から晩まで子供が側にいる生活にウンザリされた方もいられたと思います。私もそうでした。朝、昼、晩、おやつ、と用意し

　その間も天気が良ければ、プールや、公園、河原、虫捕りと出かけ、家でゆっくりと涼んでもいられず、夏休みだからと楽しい計画も立てて連れていったり親の役目は大変ですよね。でも、そんな夏休みも過ぎてしまうとあっという間で、そんな日があったのかと思える程です。お家の方も長いと感じた夏休みも過ぎてしまう今、あっという間だったと思いませんか？プール遊びにしても、旅行にしても子供が側にいるから楽しめる事が沢山ありますよね。コロナが爆発的にまん延していた夏休み、暑い中のマスク生活は、不安と背中合わせの毎日だったのではないかと思います。お子さんを守り、色々な神経を使い、子供達を楽しませた夏休み、本当にお疲れ様でした。後、一週間足らずの夏休みも引き続きよろしくお願い致します。休み中も毎日のようにコロナ陽性の報告がありました。気をつけていてもどうにもなりませんが皆さんが罹患せずに元気でいて頂きたいです。

　さて、ずいぶん前に通り過ぎてしまった私の子育てですが、、子育て真っ只中にいる時に出会いたかったこんなエッセイを読みました。取り戻したい時間、更に強く思えました。山王パパ、ママは今、まさにやって欲しいと思い、載せてみます。

　　　ダイアン・ルーマンズさんの言葉より

　　　【もし子育てをやり直せるなら】

もし子育てをやり直せるなら、家よりもまず、子供の自尊心を築き上げます。間違いを直そうとばかりしないで、子供ともっと心を通わせます。時間ばかり気にしないで子供の成長を見つめます。知識ばかり詰め込もうとしないで、心を思いやりでいっぱいにします。

もっとハイキングに行って、広い野原で子供と一緒に凧揚げをします。

深刻ぶるのはやめて、子供と夢中になって遊びます。

広い野原を一緒に駆け回って、空いっぱいの星をじっと眺めます。

意地を張らないで、子供をもっと抱きしめます。目先の事だけにとらわれないで、もっと長い目で子供を育てる様にします。

うるさい事ばかり言わないで、もっと子供をほめてあげます。そして、成功や、権力を追い求めるのではなく、愛の力の素晴らしさを子供に教えます。

　いかがですか？親はとかく世間体や、体面、体裁ばかりを気にし、子供を支配し、親の敷いたレールに乗せたがりがちですが、何よりも今一番大切なのは、親の支配とかではなく、愛情、信頼なのだと改めて思います。目の前にいる我が子をいっぱい抱きしめ、「大好きだよ」と、伝えてください。親の愛情ほど他に勝るものはありません。是非、今からやってみて下さいね。

　長々とお読みいただきありがとうございました。

　教頭　　　　　市村恵美子