伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園

理念ブログ ~理事長の耳 園長の目~

心を育てる行事
2017年10月18日 水曜日

今年の運動会は青空の下で行うことが出来、子どもたちの頑張りに

たくさんの感動をもらい無事終了しました。

 

毎日一生懸命に練習をしてたくさんの皆様の前で発表しお客様に

応援と拍手をいただいた事で子どもたちの心は達成感で満たされたと

思います。

子どもたちの頑張りを見てその姿に涙する職員をみると彼女たちも

頑張って指導し、子どもたちとともに過ごしてきた日々が報われたと

いう充実感で満たされていたのだと思います。

まさに教えた子に職員の心も育てられているのです。

 

また、日々の練習の中で子どもたちの心にはお友達との連帯感や友情が

育ってきています。

在園の皆様にはキッドニュースでもお話ししましたがいろいろな場面で

子どもの優しさ、思いやりの心を感じる場面がたくさんありました。

 

まだ年少さんなのに転んでしまった子を一生懸命助けている姿、ダンスや

体操の発表の時に間隔をとるのにそっと友達の手をひいてあげている姿、

リレーで負けてしまって悔し泣きしている友達の背中をさすっている姿

などたくさんの子どもの優しさを見ることが出来ました。

 

おうちの皆様にはたくさんの感動をして頂ける場の行事ですが私たちは

それに加え、子どもの心を育てる大切な場として行事をとらえています。

行事を行うことで必要になる日々練習の中での我慢や協力、また話し合い

などを積み重ねていくことで育つ心が大切だと思っています。

 

今年の運動会をみて「今年も子どもたちの心は順調に育っている」と思える

素晴らしい運動会ができて本当に嬉しく思っています。

お家の皆様にもたくさん誉めてもらったと嬉しそうに子どもたちが話して

いました。また子どもたちは新たな目標を見つけて頑張ってくれることで

しょう。

これからも私たちは子どもたちの心をさらに立派に豊かになるよう

職員一同心を込めて育てていこうと思っています。

園長 小山容子 

 

 

 

実りの秋
2017年9月28日 木曜日

窓を開けるとどこからともなく金木犀の

優しい香りが心地よく感じる今日この頃です。

幼稚園では子どもたちが元気に運動会の練習をしています。

 

秋といえば「実りの秋!!」いろいろな果物や野菜が

お店を賑やかにしていますね。先日も子どもたちは園庭横の

いつも子どもたちに楽しい収穫をさせてくださる小泉農園で

お芋ほりを楽しませていただきました。

泥の中からお芋が顔を出すと子どもたちは夢中で掘っていました。

預かり保育のおやつに自分で掘ったお芋を持ってきて

嬉しそうに食べているお子さんもいました。

 

いつもお話ししていますように人間にとって食事はとても大切です。

人の体はすべてその人が食べた物でできています。

季節の旬の物を美味しくいただきたいものですね。

 

在園の皆様にはお知らせしましたが来年度(平成30年度)より

山王幼稚園は「施設給付型幼稚園」になります。

また平成31年度よりこども園への移行を考えており、平成30年度には

園舎本館を給食設備を整えた新園舎に建て替えようと準備を進めております。

いよいよ私の念願だった「自園給食」がスタートできるのではないかと思います。

そのことにより子どもたちの健やかな成長を「食」の面からも支えていくことが

出来るのではないかと思っています。

 

どうぞ皆さま楽しみになさっていてください。

私自身も今からわくわく楽しみにしています。

小山容子

 

 

 

夏休みが始まりました!
2017年8月1日 火曜日

H29年8月1日(火)

 

 年長さんのお泊まり保育も無事に事故なく終わり一学期の行事がすべて終了し、いよいよ幼稚園も夏休みに入いりました。

 

 お泊まり保育では園から離れて夕日の滝での川遊び、足柄のふれあいの村でのキャンプファイヤーや宿泊等、子どもたちはとても楽しく過ごしてくれました。園から出て、実際に社会の中で過ごすことによって、日々幼稚園で身に着けてきたことがどれくらいできるのかがわかります。元気に挨拶をして知らない方に褒めていただき子どもたちはとても嬉しそうでした。また自分たちの身の回りのことを自分でするなど毎日幼稚園で積み重ねたことがずいぶん上手にできるようになっているように感じました。

 

 これから長い夏休みになりますが後戻りしないように毎日少しずつ積み重ねることを続けていただきたいなぁと思います。夏休みは、いつでもどこでも誰にでもしっかり挨拶をする等の実践ができる良い機会です。どこかにお出かけした時や、いろいろな方に会った時はぜひ挨拶ができるよう促してください。

 

 これから長い夏休みがですが、ぜひ夏ならではの体験をさせてあげてほしいと思います。私自身も子どもの頃、毎年夏休みに家族で行った花火大会や祖母の家で従兄弟達と虫取りをしたことや、川で遊んだ楽しかった思い出は今でも心の中に両親の思い出とともに残っています。遠くに旅行に出かけたり何か大きなイベントをしなくてもいいのです。お家の方と一緒に花火を楽しんだり、近くに虫取りに行ったり夏ならではの遊びをすることで子どもの心には家族との楽しい思い出が残っていきます。

 

 将来大人になってからもお家の方と過ごした幸せな時間がある子どもの心はより豊かなものになると言われています。お仕事や家事でお忙しいとは思いますがぜひ少しの時間でいいですのでお子様との触れ合い、思い出作りをして頂けたらと思います。

 

 猛暑が予想されます。くれぐれも事故にあわないよう、体調を崩さないよう気を付けて楽しく過ごしてください。

 

 二学期に一回り大きくなった子どもたちに出会えることを楽しみにしています。

 

 園長 小山容子

 

 

笑顔!!
2017年6月2日 金曜日

6月に入り、田んぼには小さな苗が植えられ、蛙の鳴き声に季節を感じる今日この頃です。

 いつも私事で恐縮ですが、5月の中旬に股関節の手術のため入院をした時の事です。
病院の看護師さんたちは皆さん親切で優しかったのですが、その中に一人とびきり笑顔の素晴らしい看護師さんがいました。病室に入ってくるときも必ず素敵な笑顔で「お加減いかがですか? 辛いことはないですか?」と尋ねてくれました。
その優しい笑顔に出会うとちょっと心配なことや退院後の不安なことなど自分のいろいろな思いをまっすぐに伝えられたように思います。ほかの看護師さんもいろいろ声をかけてくれたのですが退院した今振り返るとやはり笑顔の看護師さんに一番たくさん話をしていたことに気づきました。
「笑顔」って本当に人の心から不安を取り除いてくれほっと安心できる素晴らしいものだと今回の入院で再認識しました。
退院後一週間自宅療養をし、昨日より幼稚園に戻ってきました。
子どもたちが元気に遊ぶ姿を見て「やっぱり幼稚園はいいなぁ。子どもたちは私自身の心をなごませてくれるなぁ」としみじみ感じました。と同時に私の体験を早速職員に話し、今よりももっともっと子どもたちにたくさんの笑顔で接してあげてとほしいと伝えました。
不安な時、淋しい時、悲しい時、心を和ませる魔法は優しい笑顔です。
お家の皆様もぜひお子さんにたくさん笑顔を見せてあげてくださいね。

園長 小山容子

言葉の大切さ
2017年4月28日 金曜日

3・4月は年度末・年度初め、幼稚園は卒園式・入園式があり一般の会社も異動の時季です。出会いと別れの季節でもあります。そんな3月のある日、一人の男性が園を訪ねてくれました。彼は園が使用している印刷機メーカーの支店長で、本社へ異動になったとわざわざ挨拶に来てくれたのです。三十代の若さでその店の支店長になった彼の七年の支店勤務を経ての転勤だとのことでした。彼の仕事に対する情熱や顧客にたいする対応のすばらしさで、ちょうどカラー印刷ができる機器を探していたこともあり機械を導入したのが彼の来園した折にちょくちょく話をするきっかけになったのですが、銀行の担当者以外で私のところに改まって異動の挨拶に来る人はほとんどいなかったので彼にその理由を聞きました。
私自身彼とどんな会話を交わしたかもうすっかり忘れてしまっていましたが、彼は来園時の私との会話が社会人として生きていく上で今でも役に立っていると、当時私から渡されたという新聞の切り抜きまで持参してくれました。私も覚えていたその切り抜きは作家の猪瀬直樹が「故郷」を作詞した高野辰之について描いた「唱歌誕生―故郷を創った男」がテレビドラマとして放映された時の視聴者からの反応についてのもので、「こころざしとエゴとの差」というタイトルの寄稿文でした。内容は「故郷」の三番に唱われる「こころざしをはたしていつの日にか帰らん」の「こころざし」は単に個人的な地位の上昇志向を意味するのでなく、卑小なエゴイズムとは全く異なるのだということを述べているものでした。この切り抜き以外にも私との会話で心に染みた言葉が色々あったと語ってくれました。あまりに買い被られて汗顔ものでしたが、彼との短い別れのひと時は私を嬉しく幸せな気分にしてくれたのでした。
しかし、彼が帰ってから彼との思い出を振り返りつつ思ったのは、私自身は全く覚えていないけれども相手の心にこれほど染みている言葉がある・・・ということは、同じく全く意識しないまま相手を酷く傷つけてしまったこともあったのかもしれない・・・ということでした。時に人に勇気と希望を与え、時に人に失望させ絶望の淵に落とす、言葉。わかっていたつもりでしたが、彼のおかげで再認識し大いに反省させられた一日でした。
このことがあって私は、私たち幼稚園教育にかかわる者とりわけ日々現場で、未来を担う子どもたちと接している職員にこそ「言葉の大切さ」を知ってもらおうと改めて強く思い、29年度の職員研修テーマの1つは「言葉の大切さを学ぶ」にすることを決めました。
今月5日・6日と2日に亘って行った「一円対話」がそれです。さらに半日保育の13日、午後半日すべてを使いその道の第一人者を講師に迎えての「ペップトーク研修」がそれです。
これらの研修は、あえて意識して相手、とりわけ子どもたちの心にプラスに響く言葉掛けをするというものです。日々の保育の色々な場面で、どんな声掛け言葉掛けをしたらこども達にとってより良くより効果的に響くのか・・について学びました。今後もますます学びの機会を持ちますが、この研修をとおして本園の教員の子どもへの声掛けがさらに素敵なものになり、子どもたちの心の成長におおきく繋がるよう願わずにはいられません。

理事長  小山直久