母の日 2016/05/09 H28.5.9 昨日は母の日でした。 私にとっては母のいない2度目の母の日でした。 今回は母の思い出をお話ししたいと思います。 たくさんの思い出があるのですが、小学生の頃の思い出です。 昔のことで場面も内容もよく覚えていないのですが、ある日私が学校から帰った時のことです。 たぶん、友だちとけんかをしたのか仲間外れになったのか、私自身もう覚えていませんが帰った時の私の様子がいつもと違ったのだと思います。 「今日は何があったの?」との問いに「ううん、何もなかったよ」と私は答えました。 自分のプライドが自分自身の嫌なことを母に伝えたくなかったのです。 その時、母は何も詮索せずにじっと私を見つめてこう言いました。 「何があっても、どんな時でもお母さんはお前の味方だよ」 私はその一言で自分自身の沈んでいた気持ちがパッと晴れたように思いました。 その時の母の一言が私の心をいつも守ってくれて自分自身が強くなれたように思います。 晩年の母は「私は死んでしまっても、魂になっていつもお前を守っているよ」といつも言ってくれていました。 母が亡くなって2年近くなりますが私はいつも空に向かってお願いばかりしています。 さすがに昨日は母の好きだった花を仏壇に供え感謝の心を伝えましたが。 子どもにとってお母さんが自分の味方であるということほど心強いことはないと思います。 このブログを読んでくださるお母さま方、ぜひお子様に伝えてあげてください。 「お母さんはあなたが大好きだよ。どんなことがあってもあなたの味方だよ。」と。 きっとお子様は勇気百倍、心の基地をもって元気に活動してくれることでしょう。 生きている時はもちろんなくなってもなお心の中で生きている母に感謝している私です。 園長 小山容子