2017 子育てアラカルト・2号より 2017/06/16 6月16日(金) 6月に入ったと思ったらもう半ば、月日の流れは早いですね。 先日のふれあいデーには、お忙しい中お越しいただきありがとうございました。 大好きなお家の方と一緒で嬉しそうな笑顔があちこちで見れて私達も幸せな気持ちになりました。 さて、今月のアラカルトは、親子教育専門家原田綾子先生のエッセイ集より・・・・・・・ 【将来こんな子になって欲しい】を、お伝えしました。 ご両親は、将来お子さんにどんな人になって欲しいと考えていますか? 優しい人?頭のいい人?それともスポーツの出来る人?、、、、、、、実は子供はこの全ての要素を持っています。子供はみんな「花の種」種に自分で花を咲かせる力があるように、子供達にも生まれながらに持っている【やさしさ】【忍耐力】【頭のよさ】【運動神経】等などを咲かせる力があります。「家の子、、、そんな風に見えないけど?」と、言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それはうまく子供の力を伸ばしていないだけかもしれません。将来、我が子に~な力をつけさせたい!~な人になって欲しい!その願いを叶えるカギは、『言葉がけ』にあります。 人は言われる通りになっていく 花の種は、水や養分をやりすぎると根腐れし、水をやらなかったら枯れてしまいますよね。子育ても同じです。子供を健やかに育むために大切なのは、必要な時に必要なものを与えること。そして、子供が持つ力を花咲かせるために大切なのが、言葉がけなのです。 人は誰でも言われる通りになっていくものです。 優しいね!と、言われている子は、自分は優しい子なんだと、プラスの思い込みが生まれて、どんどん優しい行動ができるようになっていきます。逆に意地悪な子と、言われている子は、マイナスの思い込みで認識し、その通りの行動が目立ってくるのです。 そして、、、親である皆さんは、どんな人になりたいと思いますか? 子供にこうなって欲しいと思う事も大切ですが、親である皆さんが考えて答えを出した人になる事が、実は子供を良くする近道なのです。 親は子の鏡、、子供は親の真似をしたがります。親である皆さんが、まず目指すような人になれば自然とお子さんもそうなります。 今から変われる自信がない・・・と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人間とは、潜在的に「できる」と、思えるものだけを「なりたい」と、おもうのです。子供は全ての要素を持つ花の種だと言いましたが、実は親である皆さんも同じなのです。 昨日より今日、少しでも「できた!!」事に注目し、自分にも言葉がけをしてあげて、親子で一歩一歩前に進んで行けたらいいですね。 ① 優しい子 ② 自分で出来る子 ③ へこたれない子 ④ 頭のいい子 ⑤ 人の話が聞ける子 ⑥ 人に迷惑をかけない子 ⑦ 挑戦できる子 親である私達も①優しい気持ちで、②子供に出来ることはさせて、③励ましてあげて、④どうすればいいのかを一緒に考えてあげて達成感を味合わせて、⑤まず、お子さんの話を沢山聞いてあげて、⑥当たり前にお子さんが出来ている、迷惑をかけていないことに注目し、成長を認めてあげて、⑦失敗しても受け入れてあげる広い心で接し、挑戦して失敗しても受け入れてもらえる、親はいつも味方だよ!と、いうことを、言葉で伝えて行きましょう。 いかがでしょう。わかっている様で、改めて原田先生のエッセイを読んで心に響きました。当たり前のことを、もう一度確認し、目の前お子さんを見つめてあげてくださいね。 園で教えている善悪の区別、幼稚園五訓も大切なこと全て入っていると思います。改めてお家でもお子さんと言ってみてください。 教頭 市村恵美子