脚下照顧 2020/02/13 令和2年2月13日(木) 毎日のようにニュースで報道されるコロナウイルス、世界中でも感染者が増え続けているようです。2020オリンピック・パラリンピックももうすぐ。1月の広報いせはらの表紙を飾った、山王幼稚園卒園生のトランポリンの堺亮介選手も代表に選ばれ、応援できることを楽しみにしている中、開催を心配する声もあるようですが、正しい情報を収集し、落ち着いて行動することが必要ですね。 さて、寒くなると縄跳び遊びを始める子が増えてきますが、子供たちの縄跳びの縄にカラービニールテープが巻かれているのをご覧になった方もいらっしゃると思います。縄跳びチャレンジで前跳び、後ろ跳びを跳べた数によってテープを巻いてもらうのですが、初めはぎこちない跳び方でも毎日練習をしていくうちにコツを掴んで跳べるようになってきます。10回跳べたら30回、50回、100回と目標に向かって頑張っています。大人に数えてもらわないとテープが巻いてもらえないので失敗しても何度でも「先生数えて」と挑戦しています。途中「あ~疲れた」「水筒のお水飲んでくる}と休憩を取りながら、100回を目指して跳んでいます。数える方も大変ですが、子供たちの頑張りに触発されて負けじと、何回でも数えなおしています。子供たちが満足するまで付き合って一緒に達成した喜びを感じたいと思っています。皆、やればできる自信を持ってチャレンジしてきてくださいね。 【脚下照顧】こんな四字熟語をどこかで見かけたことがありますよね。自分を見つめる大切さを説いた言葉です。わが身を振り返れ、履物をそろえなさい。きれいに揃えて並べることは、自身の心を整えることだそうです。 「履物を揃える」と言う詩がありましたので、載せたいと思います。 はきものをそろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときにこころがみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう 50年前に長野県円福寺の住職、藤本幸邦さんが作った詩だそうです。 先日、お手洗いに来た女の子が帰り際に少し乱れたサンダルを直してくれました。 男の子でも気づいて自主的に揃えてくれる子もいるんです。ホールへ行ったとき、上履きを脱いで体操するとき、何も言わなくても靴をそろえられるなんてなんて素敵でしょう。おうちでもきっと脱いだ靴を揃えてくれていることと思います。 玄関がきれいになるだけでなく、整理整頓の習慣化にもつながりますよね。 自分だけでなく、他人の靴にも気を配れる子供たちのすばらしさに日々感動しています。 鈴木和代