今年もツバメがやって来ました! 2020/06/10 令和2年6月10日(水) 連日暗いニュースが流れる中、子供たちが嬉しい出来事を見つけました。 「先生見てごらん、ツバメが飛んでいるよ」と言われ、空を見上げると、幼稚園の園庭をスイスイ飛び回るツバメの姿がありました。 毎年のように飛んできては巣作りをし、子育てをしているのですが、今年も二羽のツバメが忙しそうに「ぴーぴー」鳴いては、たんぽぽ組の軒先に入れ替わり土を運んできては巣をつくっていたのです。子供たちはどこで見分けているのでしょう、「あ!お父さんが飛んでいった」、「あ!あれはお母さんじゃない?」・・・「赤ちゃんが見えないね」などと、まだ産まれていないひな鳥の姿が見られるのを楽しみに眺めていました。 今年も可愛いひな鳥が無事に巣立ってくれることを願っています。みんなで成長を見守っていきたいと思います。 「手洗い習慣がしっかり身についた子供たち」 以前は、手のひらにしゃぼんの泡を乗せても、すぐに水で洗い流してしまう子も多くいて、その度に手洗いの方法を伝えていましたが、今では「ユーチューブで見たよ」、「お母さんに教えてもらったよ」と、手のひら、手の甲、爪の間・・・どの子も念入りに手洗いをしています。 先日も、「こうやって洗うんだよ」と、男の子が教えてくれました。「これでいいかな?」と聞くと「よくできました」と褒めてくれました。 どんな時でも、子供たちは大人のすることをよく見ているものです。お手本となれるように、日々を過ごしていきたいと改めて思いました。 園庭で遊ぶ元気な子供たちの声で幼稚園も少しずつ明るく賑やかになってきました。ボールを持ちサッカー、バレーボールをしようと誘ってくれたり、図鑑とバケツを持ち虫探し、「虫」と聞こえるとあっという間に数人が集まっては「この虫の名前は何だろう?図鑑に載っていないんだよ」。と首をかしげています。 白い月、小さな虫、木の実、カラフルな石、園庭上空を飛んでいくヘリコプター、空に浮かぶ面白い形の雲、しっぽだけを残して去っていったトカゲの尻尾を持ち先生たちを驚かせて歩いている子、いろいろな発見気付きをしては目を輝かせている子供たちに日々沢山の笑顔とパワーを貰っています。「笑う門には福来る」いっぱい笑ってストレス発散をしていきましょう。 6月10日、今日は時の記念日です。各学年・クラスでも手作り時計を作り、時間の大切さをわかりやすく子供たちに伝えていました。私たちもこうして流れていく一分一秒の時間を改めて大切にしていきたいですね。 鈴木和代