当たり前の日常は当たり前ではなく、奇跡✨ 2020/06/22 令和2年6月22日(月) 長く続いたお休みの後、6月1日から始まった分散登園も終わり、半日保育でクラス全員が揃いそして、今日から1日保育になりいつもの日常が戻ってきてとても嬉しく思います。分散登園ではお家の皆様の送迎毎日ありがとうございました。遠くから来られた保護者の皆様は特に預かる時間が短かったので、お家に帰る時間がないという事でファミレスで時間を潰して下さったり、小学生がいる保護者の皆様は時間がぶつかってしまったり、逆に赤ちゃんがいられる保護者の皆様は授乳時間とぶつかってしまったり、各ご家庭で慌ただしい毎日だったと思いますが、嫌な顔一つせずにご理解、ご協力頂きましてありがとうございました。この自粛中も温かい言葉や、園で必要なマスク、アルコール消毒剤等の提供、ご家庭でも必要なはずなのに、「先生、いつもありがとう‼」と、言う言葉と共に頂きました。コロナウイルスは憎らしい病気ですが、皆様の優しさに沢山触れることができました。 6月は、遅くなった入園式も分散ではありますが行うことができました。その時も、「先生入園式やって頂いてありがとうございます。」と、言って頂き胸が一杯になりました。遅くなってごめんなさいね、でも、一生のうちで初めての社会、節目の式を短い時間ではありましたが行う事ができほっとしました。 当たり前の事が出来ないという事で色々考えさせられます。 子供達には、これから毎日友達と過ごす事がどんなに楽しく、幸せなことかを時間をかけて伝えていきたいです。 コロナウイルスと言う敵はまだまだ油断できません。一人ひとりのかけがえのない命を守る為に、そして、一人ひとりが楽しい園生活を送れるように皆さんで助け合い、励ましあっていきましょうね。引き続きご協力宜しくお願い致します。 園では、手探りではありますが、運動会の種目や行い方、動きなど、各学年の先生達が一生懸命に考えています。話を聞いてみると、コロナウイルスを意識しながらも決して手を抜きたくない‼やれることをやれる範囲でやりたいと言う気持ちが溢れています。 それは、園長はじめ全ての職員の気持ちです。今後の世の中の状況を見ながら安全、安心でやっていきます。 さて、そんなコロナ禍の中、こんな素敵なメッセージを読みましたので載せたいと思います。みんなは知っていますか?コロナの、コとロとナを合わせると~君という漢字になるのです。コロナに感染する心配から沢山の事を我慢し、頑張ってきました。でも、そのおかげで『君』達と会える事、『君』達と普通の生活ができることのありがたさを感じることができました。コロナを乗り越えた先に、『君』達との大切な時間が待っていたのです。 友達と普通の生活は当たり前ではなく、色々な条件が揃って初めて成り立つものだったのですね。 いかがですか?私は、とっても感動しました。当たり前って奇跡なんだって思えました。 だからこそ、日々を大切にしながら子供達を丁寧に温かく育んでいきたいです。最後に6月の花と言えば紫陽花、その紫陽花についてお話します。梅雨に欠かせない紫陽花は、日本原産ながら、18世紀に欧米で品種改良されてから大人気になったそうです。土壌によって花の色が変わり、時間経過で彩りが変化していく点も神秘的です。数多くの花びらが球状に集まる姿が、“家族”を思わせることから、母の日や、結婚式とか人気があるそうです。また、厄除けや商売繫盛を願って軒先に紫陽花を飾る地域もあるそうです。 どこにでも今の時期見られる紫陽花の花、深い話があるのだなと、あらためて見て心が洗われました。皆さまも紫陽花の花の様に家族みんなでギュッとくっついてお幸せでいてくださいね。 いつもながらとりとめのないブログ、長々とお読みいただきありがとうございました。 教頭 市村 恵美子