園のこだわり

夢に向かって

2021/07/02

 令和3年7月2日{金〕

 

 先日、テレビのニュースで「今年も半分が終わり」という話がありました。7月に入り下半期がスタート!!本当に早いものですね。令和3年もコロナの話題で始まりまだまだこの状況は続きそうですね。それでも、東京オリンピックの開催が少し明るい話題として届いてきました。

 

 4年に一度しがないこの「オリンピック」という夢の舞台に向けでどれだけの人が日々努力を重ねて来たのかと思うと、私には想像もつかないものだと思います。こんなコロナの時代でも人々の夢や希望は失われる事はありません!!感染対策を十分しながら、「夢の舞台」が無事開かれる事を願っています。

 

 さて、6月から7月にかけて幼稚園にはこれまた「夢」を持った学生さん達が来てくれていました!!

 幼稚園教諭や保育士になる夢を持って大学に通う4人の学生さん達です。子供達は実習生のお姉さん先生が大好きです❤いつも実習生の周りには子供達が集まりたくさん一緒に遊んでもらいました。

 

 実習生は、3〜4週間という長い期間幼稚園に通い実際に先生や子供達と触れ様々なことを学びます。そして最後には「責任実習」として時間をかけ指導案を作り様々な準備をし、半日という時間を使い担任の代わりに子供達の前に立ち朝の会や製作などを行うのです。

 

 今回は4人の実習生が行った責任実習の様子をお伝えしようと思います。

 

 まずは、さくら3組さんで1人目の実習生が「スクラッチ」という技法を使いカタツムリの製作をしました。子供達も綺麗な模様が出来上がりとっても楽しそうでした!

 

 次にばら組さんで2人目の実習生が「スタンピング」という技法で傘の製作をしました。色々な形のスタンプを用意してくれて、みんな笑顔で取り組んでいました。

 

 次はさくら1組さん、3人目の実習生が紙コップを使ってカエルのおもちゃを作りました。個性あふれるカエルの表情、輪ゴムを使ってぴょんぴょん跳ねるところにみんな大喜びでした。

 

 最後に昨日、4人目の実習生がさくら2組で「花火のうちわ」作りをしました。綺麗な花火の模様を描いたり、出来上がったうちわと風船でゲームをしたりとても楽しそうでした。

 

 実習生は、この日のために沢山考え準備し緊張しながら子供たちの前に立ち責任実習を行なったと思います。上手くいったこともあれば、反省点もあると思いますがその全てが次に繋がる大事な過程だと思います。

 

 かつて、うん10年前私も母園に実習に行かせてもらい、責任実習で「カエルとあじさい時計」を作った事を今でも覚えています。未だにその実習日誌は大切に保管してあります。どの先生も皆が夢に向かって通った道です。これからの未来ある学生さん達がこの実習を通して、「幼稚園楽しい」「子供たちって可愛い」「保育の仕事っていいな」と益々夢を膨らませてくれたら嬉しいです。

 

 今回4人来てくれた実習生のうち2人は山王幼稚園の卒園生なんです!!立派に成長した姿を見るとまた嬉しさ倍増です!!いつの日か、今園児として幼稚園に来てくれているみんなも、こんな風に成長し戻って来てくれる事があったらさらに嬉しいな〜、と思います。

 

 あと5日で「七夕☆」です。みんなの夢がお空に届き、いつの日か夢が叶いますように…。

 

 教務主任 大谷智恵子

 

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