教え子との絆 2025/05/19 久しぶりのブログですね。園のインスタグラム見て頂いていますか?子供達の日常生活を主に掲載しています。一方で、ブログは私の思いや、出来事を今後も配信していくので時々ブログも覗いてみてくださいね。 さて、今日は最近とても嬉しかった出来事があったのでお話しさせてください。 『絆』題名ですが、皆さんは『絆』とはどの様だと思いますか?なにかの本にこんなふうに書かれていました。「絆」とは、感謝の心の形である。 すごく深いなぁと思いました。そして、離れている時間があっても再会した時に出会った時のことが色褪せずに、温かな思い出としてまた思い出し、出会えたことに感謝する、、、その通りだなぁと実感した出来事がありました。 私がまだ担任を持っていたときのA君がお子さんを連れて美人の奥さんと3人で園を訪れてくれました。ちょっぴり泣き虫で幼かったA君が立派なパパになっていて驚きつつも嬉しかったです。 園見学してお子さんを入園させてくれました。 そして、先日、2人目が産まれて一ヶ月経ったからとみせにきてくれた時に思いがけない話しをしてくれました。 「先生、覚えている?お泊り保育のとき、夜、咳が出て眠れなかった俺の背中をずっとさすり続けてくれたよね。」 「あと、お母さんと離れて泣いている俺の側にずっといてくれたよね。」 などと言ってくれたものの、私は申し訳ないけれど全く覚えていなかったのです。 でも、A君は「俺、色々覚えているよ、先生との思い出」と、言ってくれて、本当に嬉しくてA君と産まれたばかりの赤ちゃんを見ながら涙がでそうになりました。 A君の人生の中で出会った1人の人間にすぎない私がA君の心の中にこんな大きな存在でいてくれたこと、さらに「子供が産まれたら絶対に山王幼稚園に入れたいと思っていたんだ」と言ってくれて私は本当に本当に嬉しかったです。 私が担任をした時、彼は年長さん、まだ5,6歳で、そんな幼かった子が大人になって将来を考え、家庭を持っても心の中にずっと山王幼稚園があったことに大きな感動と感謝の気持ちがあふれました。 『絆』の言葉と意味がうかんできました。 また、3月に卒園したお友達からもこんなお手紙をもらいました。 現在目の前の子供達はもちろん大切ですが過去に関わった山王っ子たちも大切にしたいとあらためて思いました。 これからも出会いを大切にしながら、これまで出会った人たち、これから出会う人たちのために、心を尽くしていこうと思った5月でした。 教頭 市村 恵美子
今までありがとうございました!! 2025/03/18 昨日は卒園式でした。心も体も大きくなって、年長さんの旅立つ姿にポロポロと涙が出てしまいました。 年長さん!小学校行っても頑張ってね!!先生達はずっとみんなのことを応援しているよ(^^) そして今日は終業式でした。つぼみ組さん、いちご・めろん組さん、年少組さん、年中組さんは4月には一つ上のお兄さんお姉さんになります。 今のクラスのお友達や先生と離れてしまうのは寂しいと思うけど、きっと楽しいことがたくさん待っているよ!!自信をもっていろいろなことに挑戦していってね!! そして、似顔絵ファイルありがとうございました! たくさんの可愛らしい写真や励ましのお言葉、一生の宝物です。 保護者の皆様、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました♪ 私事ですが、今年度で退職することになりました。 山王幼稚園で7年間過ごさせていただき、子ども達、保護者の皆様、先生方のあたたかさをたくさん感じました。 子ども達からは、私の名前を覚えてたくさん話かけてくれたり、困った時寂しい時は頼ってくれたり、 たくさんの愛をもらいました。 保護者の皆様からはいつも「みり先生~~!!」と声を掛けてくださり、子ども達の成長を一緒に喜び合うことができて嬉しかったです。 先生方からはいつも自信が持てるような励ましの言葉を掛けてもらったり、不安になった時は親身に相談にのってくださったり、感謝の気持ちでいっぱいです。 たくさん笑って、時には泣いて、濃い7年間だったと改めて感じます。山王幼稚園で過ごした日々は一生忘れません。 思い出のある山王幼稚園を辞めてしまうのは本当に苦しく、寂しい気持ちでいっぱいですが、今までの経験を活かして頑張っていきたいと思っています。 今まで本当にありがとうございました! これからも山王幼稚園に幸せがいっぱい訪れますように・・・!♡ ひまわり組 山﨑 美璃
kidnews・・・ 人生で必要な知恵は全て幼稚園の砂場で学んだ 2025/03/14 今日から1号のお友達は半日保育ですね。気が付けば3学期も残りわずか。 今年度の締めくくりをむかえようとしています。今日はブログを書かせて頂くことにしました。少しだけどうぞお付き合いくださいね。 本日子供たちにキッドニュースの持ち帰りをお願いしました。年に5回、各学期の節目に先生方が色々な表現方法でご自身の中で大切にしている想いや願いを綴ってらっしゃいますが、私はキッドニュースが大好きです。 保護者の方にお伝えしたい子供たちのことを選びながら自分の内側に向き合って考えて、用紙いっぱいに書かれた言葉ひとつひとつにぬくもりや愛があふれていて、ページをめくり目で触れるたびにどこかじんわりと温かい気持ちになり、ホッとします。そして私も、紡いだ言葉が、何か一つでも、誰かの心を温めることが出来たらいいなと思って書いています。 裏表紙にはロバートフルガム著、「人生で必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」の1節があります。この本と私は学生の時に出会いました。どんなに年数がたっても著者が伝えてくれる事が色あせず、心の中で今も自分を支えてくれています。(そんな大切な本の言葉が偶然にもキッドニュースの裏に載っていること知り、とても嬉しかったのはここだけの話♪) 沢山の先生方がひとつひとつ丁寧に仕上げて下さってようやくお手元に届くこのキッドニュースが改めてすごい1冊だと思っています。ぜひぜひ沢山読んでくださいね♪ ・・・この度、私はこの愛しい場所から離れることになりました。 私は山王幼稚園が大好きです。可愛くて元気いっぱい、傍に駆け寄ってきてくれるこどもたち、いつも明るくて誠実に一緒に考えてくれる優しい先生方、温かい保護者の皆様・・・。 とても色濃く彩り豊かな時間の中で保育教諭としても、人としても育てていただきました。子供たちの成長を想いながら一緒に過ごした日々は私にとって宝物です。どうかいつまでもやわらかな人でいて下さい。皆様の幸せを心からお祈りしております。みんな!いっぱいいっぱいおおきくなあれ!大好きだよ! 本当にありがとうございました。 めろんぐみ 河上香苗
生活発表会子供の成長と、全てに感謝 2025/02/25 先日の生活発表会ではお忙しい中足を運んで頂きありがとうございました。 いかがでしたか? 発表会が子供の成長に与える影響はとても大きいものです。どんなことかといいますと、 ・度胸がつきます。 ・自己肯定感が向上します。 ・忘れられない思い出になります。 ・協調性、達成感が育まれます。 ・集中力が発揮できます。 ・緊張をエネルギーに変えられることが出来る様になります。 ・緊張を楽しめるようになります。 これらの心、気持ちを育てた発表会でした。 また、私たち職員と子供たちの成長を保護者の皆様と共有出来た事、子供たちの育ちを一緒に感じられ、一人ひとりの成長を共に感動出来、子供たち、保護者の皆様、職員が一つになって主体性を育む発表会になったことが何より嬉しかったです。 共に共有できたこともとても嬉しいですが、子供たちが成長できる場として、発表会をとらえることができたことも嬉しかったです。 様々なご理解、ご協力ありがとうございました。 子供たちの堂々とし、成長した姿とは真逆な、いつになっても上達しない私の拙い司会、そんな私にかけて下さる保護者の皆様の温かい言葉の数々、それだけで十分ありがたく勿体ない気持ちなのに、優しい言葉とプレゼントまで下さったママさん、ありがとうございました。 そして、いつもいつも思うのは、側にいる可愛い大事な職員、「先生、4日間頑張ってください」と、差し出されるホッとするプレゼントに、こんな私に勿体ない、申し訳ないと思う気持ちと、どれだけ支えてもらっているのだろうと胸がいっぱいになりました。 私にとっても、緊張と幸せな4日間でした。 子供たち、保護者の皆様、そして、可愛い先生達、本当に本当にありがとうございました。感謝!!!! 年長さんと過ごせる日もあと僅かになりました。さみしさいっぱいですが安心して次のステージに行かれる様、そっと背中を押してあげたいです。小学校に期待を持たせてあげたいと思います。 教頭 市村 恵美子
和顔愛語 2025/01/20 2024年度、最後の学期がスタートして約二週間がたちますね。 今年はへび年、へびは脱皮を繰り返して成長します。子供達も1つ学年があがる年、へび年同様大きく脱皮し成長しつづけていく様子を今年も見守り応援していきます。 各学年それぞれ今年の干支や意気込み、抱負、目標を製作してお部屋に飾っていました。つぼみから年長さんまで、それぞれの抱負・願い・希望が込められていて年令差も感じ心が洗われる気持ちになりました。いかがでしょうか? 【つぼみ組】 【いちご・めろん組】 【年少組】 【年中組】 【年長組】 みんなの目標願いが叶うといいですね。 また、最後の行事である生活発表会では一学期・二学期とつみ重ねてきた体験がいかされ力が思う存分発揮できますよう、これからの毎日の1つひとつを大切に子供たちと関わっていきたいです。 さて、今回はお正月に新年のコラムを読んで心に残ったお話を載せてみます。 「和顔愛語」わげんあいごと読みます。この言葉は仏教豆辞典からきています。 どんなことかと言いますと、人は辛い時、悲しい時、くじけてずっと情けない顔をしていたら駄目です。どんな時も笑顔を忘れずに仲良くしていきましょうと言うことです。 「和顔」には穏やかな表情、「愛語」には心優しい言葉、と言う意味があります。和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接することが大切です。辛い時や、嫌なことがあった時は愚痴をこぼしたくなります。そんな時こそまず自分から笑顔と優しい言葉で周りの人に接する姿勢こそが「和顔愛語」を実践すると言うことですが、それはなかなか簡単ではないですよね。気分が悪い、落ち込んでいる時等は難しいです。でも、そんな気分の悪さは行動や言葉になって周りの人に不快感な思いをさせてしまいます。世の中の人に笑顔になって欲しいのならば、まず相手に笑顔を見せる事です。優しい言葉をかけて欲しいならまずは相手に優しい言葉をかけてあげることです。大事なのは思いやりです。さあ、まず身近な人から実践していきましょう。すぐに身につくものではありませんが、そのように努力をすることに大きな意味があります。一人から始められる第一歩として「和顔愛語」を、心掛けて今年一年を過ごしてみましょう。と、コラムに載っていました。みんなの心をまぁるくする魔法の言葉とも書いてありました。その通りだなと、思い新年最初の私のブログで皆様にもお伝えしたくて掲載させて頂きました。 今年一年、穏やかで笑顔あふれる思いやりいっぱいの毎日であります様に。 今年もよろしくお願いいたします。 長々とお読みいただきありがとうございました 教頭 市村 恵美子