伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園 幼保連携型認定こども園

園のこだわり(日々の風景)

七月文月

2023年7月4日 火曜日

 早いもので一年も半分過ぎてしまいました。入園、進級して4ヶ月、不安や緊張も少しずつ薄らぎお家の方も安心されてきた頃ではないでしょうか。せっかく慣れてきたのに1号さんは長い夏休みに入ってしまうので二学期から大丈夫かな?と、不安になるママさんもいるかも知れません。でも、そんな不安は無用です。子供は後退することはなく前進(成長)していくので大丈夫です。二学期更に大きくなる子供たちと会えるのを楽しみにしています。

 

 暑くて長い夏休み、家族の時間が多くなりますね。コロナも5類になりお出掛けしやすくなりました。どこかにお出掛けするのもよし、帰省するのもよし、お泊りの旅行もいいですね。でも、子供は特別な事をしなくても大好きな家族と一緒におうちにいるだけで嬉しいものです。一緒にお料理をしてみたり、虫取りしたり、お家でプールをしたり、朝・夕お散歩したり、夜は花火をしたり、と、家族と一緒に過ごす時間を喜び楽しみます。時間を自由に使える夏休み、親子で密な時間を過ごしてくださいね。

 

 さて、七月『文月』・・・七夕では願い事を短冊に書いたりします。

 

 

 

 現代は、相手に伝える手段としてラインが主流になり手紙を書く事がすくなくなりましたね。でも、いざ手紙を頂くととっても嬉しいものです。

 

 先日、年長さんのS君、そしてS君ママからお手紙を頂きました。父の日に家族でパパにドーナツを作った、S君は、最後まで頑張って作ったよと、書いてくれて、ママからは、私が毎月書いている手紙を思い出して、【諦めないでやると出来るようになる!】の手紙通りに最後まで手伝ってくれたことを教えてくれました。ドーナツの形成だけでも難しいのに、親がやってしまった方が早いのにS君の気持を大事にしたママと、頑張ったS君、パパの笑顔はもちろん家族みんなの笑顔、美味しそうなドーナツ、そのすべてが目に浮かぶ様な心温まるお手紙でした。ほのぼのとしたお手紙を何回も読み直し、読み返す度にS君家族の笑顔、家族の絆が伝わり幸せな気持になりました。

 

 

 手紙のいいところは相手をより近くに感じられる、表情が目に浮かぶところですね。私もラインばかりではなく友達に手紙を書いてみようかな?と思えた出来事でした。皆様も、ご両親、友達などに暑中見舞いをハガキ、封書でお手紙を書いてみませんか?ラインやメールとは違う優しさや温かさが届けられると思います。

 

 先月のブログで、自分のカバンは自分で持とうね。と言うのを載せました。何だかみんなが自分のカバンをしょって帰る姿が見られる様になり嬉しかったです。なんと、つぼみ組のNちゃんのママが、Nちゃんに自分のカバンは自分でしょってね!と伝えてくれていて、皆さんが山王幼稚園のブログを読んで下さっていることを知り嬉しかったし、賛同して、子供に伝えて下さっていることも嬉しかったです。皆さんありがとうございます!

 

 梅雨があけたら暑い夏、夏休み、少し早いのですが、熱中症や、夏風邪、事故や怪我にきをつけて、楽しい夏休みを過ごして下さい。一学期たくさんのご協力をありがとうございました。

 

 教頭 市村恵美子