伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園 幼保連携型認定こども園

園のこだわり(日々の風景)

深まる秋🍂と子供講演会💚

2020年10月21日 水曜日

令和2年10月21日(水)

 

 先週から急に気温が下がり木々が色付き秋の深まりを感じます。雨が降ると、一気に寒くなり初冬ですね。お店には沢山の鍋のもとが並び、ワクワクしながら鍋のもとを選んでしまう手抜き料理得意な私です。子供達は二人、独立していないのですが一緒にいた頃は、「また鍋?」とよく言われ、「今日は石狩鍋」「きょうはカレー鍋」だから違うでしょと言いながら冬はよく作っていました。今では懐かしい思い出です😊

 

 さて、秋はスポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、と、色々なものにたとえられる季節ですね。

 

 今日はその中で、読書の秋について書いてみようと思います。

 

 ご飯を食べるのは体の健康のためですが、絵本は心を健康にしてくれます。

 

 読み聞かせは、愛情を感じる親子の時間です。絵本を読む少しの時間でも、たっぷりの愛情が伝わり、子供達の精神面が安定していきます。幼児期から沢山の本と出会い、本の楽しさを知っていると、理解力や、読解力が身につき、自然と読書や勉強が好きになっていくそうです。

 

 子供達は主人公に自分を重ねながら成功体験や、達成感を味わっているのです。絵本の中でいくつもの人生を生き、幸せになる道をいっぱい見つけているのです。どんな本を読ませたらいいかわからない、、、そんな時はお子さんと一緒に図書館に行ってみましょう。お家の方が昔読んで面白かった本、季節に合わせた本が沢山並んでいます。お子さんに読み聞かせをしてあげながら、お家の皆様も一緒に物語の世界に行ってみてください。

 

本の世界は広く、大きく、自由です。

豊かな気持ちに、優しい気持ちになれます。

秋の夜長に是非、読書してみて下さいね。

 

 

 そして、今日は年長さんだけの講演会がありました。例年ならば保護者の方にも子供達と一緒に聞いて頂いていたのですが今年はコロナ感染防止の為、子供達と担任の講演会になりました。

 

 

 講師は倉部雄大先生です。題目は①「立派な大人になるために」②「「夢」でした。

 

 

 ①立派な大人とはどんな人?子供達に問いかけ考えさせる時間を取って答え引き出して下さっていました。子供達もグループ毎真剣に話し合い、「仕事を頑張り勉強する大人!!」「野菜・食べ物を作ってくれる大人!!」等それぞれ答えていました。又、心の中には小さなおじさんがいて、そのおじさんは目に見えないけれどもう一人の自分である。悪い事をしているときもいつも見ていて、もっと悪いことをしていいよ!と嫌な事を言いうそをついても平気になっていく・・・逆に良いことをすると「偉い!!いいね!!最高だよ!!」と褒めてくれる、みんなの心がいいことをしたいと思うと優しい心になる。その気持ちが立派な大人になる心が育っていくんだよ!とスライドを見ながらわかりやすく伝えて下さいました。

 

  

 

②夢・・・この話は物語になっていて子供達の心にスーッと入って聞き入っていました。

 

  

 

◎夢はみんながびっくりするような大きな物じゃなくてもいい、自分がやりたいと思った事が夢

◎夢は一つじゃなくていい、いくつあってもいい

◎夢は自分らしさが大切だよ、大きい夢・小さい夢とか競争とか関係ない、自分らしさが1番だよ!

 

 そして、夢は自分1人では叶える事は出来ないよ!他の人がお手伝いしてくれて叶うんだよ。みんなも今、お手伝いしてもらって生活出来ているよね。やってもらって当たり前ではないんだよ。みんなが毎日元気に過ごせるのは誰のおかげかな?と問いかけ、みんなは「お母さ~ん」「ママ」「お父さん」と大きな声で答えていました。帰ったらお家の人に「いつもありがとう」ってお礼を言おうね。と先生が話をして下さいました。

 

 「親孝行」という言葉も説明して下さいました。親を喜ばす事が親孝行なんだと伝えて下さいました。他園の発表会の映像を観て、最後に本気ジャンケンをし、勝っても負けてもバンザイ!!イェ~イ!!と大きな声で叫び飛び跳ね、ワクワクした気持ちで講演会が終わりました。短い時間でしたがとても素晴らしい時間でした。倉部先生ありがとうございました。心が洗われるひとときでした。年長の保護者の皆様、お子さんから今日の話を聞いてみて下さいね。倉部先生の次回の講演会は3月4日(木)に行われる予定です。

 

 

 

 教頭 市村恵美子