園のこだわり(日々の風景)
大切な命
2017.02.01 (水)
二月になりました。月日の流れは早いですね。
あっという間に1月が終わり、今学期も残り少なくなってきました。
寂しいものですね・・・
しかし!まだまだ時間はあるので、毎日を大切に過ごさせて頂きたいと思います!!
さて!今日は題名の通り、大切な命について書かさせて頂きたいと思います。
年長組で行っているポエムで、今月は命のポエムを書きました。
ポエムを書く前にいくつか絵本を読みました。
どれも素敵な絵本で、命の大切さや、
ご先祖様のお話し、お母さんのおなかの中のお話し・・・
この絵本を読んでいて、私自身ほっこりした気持ちになり、
命の大切さを子ども達と考えました。
絵本をみている時、子ども達も
「えーお腹のなかってこんな感じなんだ~!!!!」
「みんなが食べている物も命なんだね~」
等ぶつぶつ呟いていました(*^^*)
保護者の皆様には、子ども達の生まれた頃の写真と
生まれたときのエピソード等を画用紙に
書いて頂きました。ご協力ありがとうございました。
その書いて頂いた大切なメッセージを子ども達みんなの前で少しずつ読まさせて頂きました。
メッセージを聞いている時の子ども達は、嬉しそうにどこか恥ずかしそうで、まだ読んでいない子は
「先生はやく読んで~!!!!」
と保護者の皆様から頂いたメッセージをとても楽しみにしていました。
命の大切さを伝える事はとても難しく、私も改めて命について考えました。
「もし、みんなのお父さん、お母さんが出会ってなかったら、みんなはいなかったんだよ~」
「もし、みんなのお父さん、お母さんが生まれてなかったら、みんなもここにいないよね」
「みんなはいきなりお母さんのお腹の中から出てきたの?」
「お父さん、お母さんはみんなの命がお腹の中にあるって知ったとき、どんな気持ちだったかな?」
ここに書ききれないほどのたくさんの話を子ども達としました。
「あかちゃんがお腹の中にいる時に、つわりっていうのがあってね
それって少し大変なことで、みんなが同じじゃないんだけど、
気持ち悪くなったり、疲れやすくなったり、腰が痛くなったり、色々なことが起こるんだよ。
その時にね、お母さんは一人で頑張ったんじゃなくて、お父さんが助けてくれたり
おばあちゃんおじいちゃんが協力してくれたんだよ。
みんなはね、たくさんの人が助けてくれて、生まれてくることができたんだよ。
みんなが生まれてくるときは周りの人、たくさんの人が楽しみにしてて
みんながうまれて泣いた時、まわりの人は優しい気持ちで笑ったんだよ。」
等 とたくさんお話ししました。
私の姉が最近出産したので、その話も子ども達にしました。
今の5、6歳の子ども達には全て理解できる話ではないと思います。
ですが、今こうして元気に生きていられる事、これは「奇跡」なんだと
感じてくれたと思います。
話をしている時、子どもたちは本当に真剣で
「命ってすごいね、せんせい!!!」
「みんなでそろっていられるって奇跡なんだね!!!」
とつぶやく子もいました。
保護者からのメッセージを読んでいるとき、私自身も幸せな気持ちになり、泣きそうになりました。
二組の27人の一人ひとりがどれほど待ち望まれて、うまれてきたか、
どれほど愛されて育てられているかが、伝わって来て子ども達は本当に宝物だな、と思いました。
皆様の宝物を山王幼稚園に預けて頂き、宝物の担任になれたことをあらためて幸せだな、と感じることもできました。
色々な話をして、みんなで考えた後、ポエムを書き始めました。
命って大切なんだね。
そう感じてくれた子ども達は
とても真剣にポエムを書いていました。
その姿にまた、胸が熱くなりました。
この後、子ども達の気持ちもポエムに書き入れたいと思います。
子ども達が感じた事をかいている姿を見るのがとても楽しみです。
色々な話をしてしまいましたが、今生きている事は奇跡。今ある命は大切。
なんとなくでも感じてくれていたらいいな、と思っております。
話は変わりますが、今日は生活発表会で着るTシャツペイントをしました!!
とても楽しくて、子ども達が着る日が楽しみですね♪
子ども達のTシャツは本番で着ます!お楽しみに~♡♡
さくら2くみ
柏原由依