伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園 幼保連携型認定こども園

園のこだわり(日々の風景)

節分👹

2018年2月2日 金曜日

先日の大雪に続き昨日から雪予報が出て心配しましたが、思っていたより積雪もなく雪から雨へと天気が変わりほっとしましたが大山方面のご父兄の方には送迎をお願いし、ご迷惑かけました。

今日は、一日早いのですが幼稚園で、豆まきをしました。

子供達は自分で作った鬼のお面と、豆を入れる升を持ちいざ!外へ…!

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豆まきの由来を聞き、各学年のお面を見せてもらい、心の中の鬼をやっつけましょう!の先生の声掛けにやる気満々の子供達。そこへ大山から呼んだ鬼が登場!

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鬼は、子供達には内緒ですが、平野先生と、らいおんバスの佐野さんにお願いしました。

迫力ある鬼の衣装は、昨年度の本部役員さんが役員がなくなるから記念に残り子供達に役立つ物を贈りたいと色々考えて下さり、老朽化していた鬼の衣装を買って下さいました。その鬼の衣装、リアルでかなりの迫力、本物っぽい鬼の出で立ちに、号泣する子があちこちで見られ、また、泣かなくても固まる子もや、心の中の鬼を追い払うどころか、怖すぎて豆をぶつけられなかった子もいました。逆に着ぐるみだと分かっている子供達は果敢に執拗に豆をぶつけ鬼も必死で逃げる様子もありました。様々な子供の様子全てが可愛くて、いつかきっといい思い出に変わるだろうなぁと微笑ましい気持ちで見ていました。

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改めて節分の意味を調べてみました。昔から伝わる日本の伝統的な行事ですね。2月3日に行うのには意味があり、季節を分ける日に行う、とされてきました。冬から春になる分かれ目の日が2月3日、立春の前日がその日です。「季節の変わり目」と言われています。

なぜ豆まきをするのか?昔は「季節の変わり目」は、“邪気”が入りやすいと考えられていてその、“邪気”を祓うために豆うちと言う儀式があり、それが合わさったものが、豆まきの由来になったとされています。この豆まきが行事になるのは、室町時代で、庶民に広まったのは、江戸時代と言われています。

鬼に豆をぶつける事により、“邪気”を追い払い一年の無病息災を願うと言う意味も込められています。鬼は、「姿の見えない者」「この世ならざる者」等、得体の知れない邪気“を意味しています。その為”邪気“を追い払い福を呼び込むという事から、『鬼は外~!福は内~!』の掛け声をかけながら豆をまくようになったようです。

豆まきが終わったら、一年の厄除けを願いながら自分の年より一つ多く豆を食べます。豆を食べると健康になると言われています。

 

豆まきの由来は調べていくともっともっと奥深い言い伝えがあります。皆さんも興味があったら調べてみて下さいね。なるほど~!昔の人はよく考えたなあって思い、感心しますよ。

 

一日早い幼稚園の豆まきでした。明日は本番ですね。お家でも是非、豆まきをやって下さいね。今年も福が沢山やって来る健康で幸せな年でありますように。今、体調を崩しているお友だち全員が早く元気になりますように!!

 

教頭 市村恵美子