園のこだわり(日々の風景)
生活発表会 🌸さくら2組🌸
2022年2月9日(水)
まだまだ朝晩の冷え込みが強い日が続いていますね。この前、園バスに乗っていた際、窓から梅の木を見つけ、春が少し近づいてきたなと感じました。引き続きコロナウイルス感染症への対策をしながら、風邪やインフルエンザなど季節の病気にも注意して過していきたいと思います。
さて、本日はさくら2組の生活発表会を行いました。お越し頂いた保護者の皆様、温かい拍手と応援をありがとうございました。
コロナウイルス感染症によって、発表会を行うことができるか、全員で当日を迎えることができるか、と私たち担任は毎日ハラハラしながら日々の生活を送っていました。そして本日、無事に発表会を終えられたことに一安心しています。
練習が始まったばかりの頃は、自分の技を頑張ること、並び順を間違えないことに必死でどこかバラバラした雰囲気があった2組さん。
そこで、みんなはどんな気持ちで頑張りたいのか、どんな姿を見てほしいのかクラスで話し合いました。すると、「真剣に頑張りたい!」「お母さん、お父さんにかっこいい姿を見てほしい!」「先生たちに大きくなったよっていうところを見せたい!」とそれぞれが気合の入った目で話してくれました。
それからの練習では、子どもたちの中でも少しずつ意識が変わり、頑張るお友達を応援したり、そっと背中を押して場所やタイミングを教えてあげていたりと、2組さんなりの優しさでクラスが1つにまとまっていく姿が見られるようになりました。
時には、壁に寄りかかって待機しているお友達に「自分の力で立つよー」と注意しているお友達もいて、まるで先生みたいだなとクスリと笑ってしまいました。
そしてついに本番当日!今まで頑張ってきた自分を信じて、全力で頑張りました⭐︎
まずは言葉の発表です!
「♪これ〜からことばのはっぴょうを〜♪」と元気よく歌い出してスタートしました。さくら2組では、幼稚園生活で楽しかったことや頑張ったこと、将来の夢について一人ひとりが考えたことを言葉にして発表しました。
最初の頃は、言葉を覚えきれていなかったり、1人で大きな声を出して発表することが恥ずかしくて、小さな声になってしまうお友達もいました。私たち担任も初めての言葉の発表に悩み、市村先生をはじめ、ひろこ先生、さき先生など沢山の先生のお力を借りてみんなで毎日練習してきました。
本番では、お客さんが沢山見てくれている中、緊張したと思いますが、一人ひとり勇気を出して大きな声で発表をしてくれました。緊張から言葉につまってしまうお友達や、涙が流れてしまうお友達もいましたが、近くのお友達がコソッと教えてあげる姿が見られました。お友達の言葉も自分の言葉のように覚えていたのだなと嬉しく思いました。
続いては体操の発表です!さすが年長さんと思えるほど、堂々とした体操を見せてくれました。
練習ではなかなか一発で決まらなかったブリッジ回転が、一発で決まった瞬間は本当に嬉しかったです。
そして、年長さんの体操の目玉といえば、跳び箱です!
一歩間違えたら大怪我に繋がってしまう跳び箱ですが、子ども達から「怖いからやりたくない!」という言葉を聞いたことがないぐらい楽しそうに取り組んでいました。
朝、帰りの園庭遊びの時間にも積極的に練習をするお友達も多く、他学年のお友達から憧れの眼差しで見られていました。
練習でも、跳べないと悔しくて涙を流してしまうお友達もいました。そんな時に、廊下で待機してるお友達が「がんばったね!」と背中を2回トントンして慰めてあげている場面を何度も目にして、私も心が温かくなりました。また、ただ悔し涙を流し続けるのではなく、その後涙を堪えてまた挑戦していく姿に、心も大きくなったな〜と子ども達の成長を実感し嬉しく思いました。
本番では、廊下で待っているお友達が、ホール側の壁に向かって応援する姿が見られて、みんなの心が1つになっていたように感じました。
そして、2組からは、3人のお友達が10段、1人のお友達が11段に成功しました!自信たっぷりの表情が本当にかっこよかったです。
トロフィーの用意をして下さった園長先生ありがとうございました。
目標に届かず悔し涙を流してしまうお友達もいましたが、その涙がまたみんなを大きくしてくれる力になるのだと思います。
そして日頃から、沢山2組さんにお力を貸して下さった二瓶先生、鶴岡先生、市村先生、智恵子先生、準備のお手伝いをして下さった先生方、本当にありがとうございました。
卒園まであと約1ヶ月。最後の日にどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしながら、残りの日々を大切に過ごしていきたいと思います。
まだまだ寒い日が続きますが、外で元気に遊んで風邪に負けない強い身体をつくっていきたいと思います。
山王幼稚園のお友達、明日も元気に来てね!幼稚園で待っています☆
さくら2組 星野 陽奈