伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園 幼保連携型認定こども園

園のこだわり(日々の風景)

明日は卒園式

2022年3月16日 水曜日

 令和4年3月16日(水)

 

 3月に入り春らしい陽気の日が続く中、全ての学年の生活発表会が終了できました。日程変更、人数変更と変更ばかりでしたが、保護者の皆様のご理解、ご協力のおかげで無事に皆様に子供達の成長した姿をお見せ出来、ホッとしました。ありがとうございました。

 

 当日迄、担任は勿論ですが、全ての職員が祈る様な気持ちで、この日を待ち望んでいました。リハーサル、当日と、担任と同じ気持ちで手伝ってくれた先生、発表会は担任だけでは成功出来ません。陰の力になり励まし、種目に必要な道具を出したり片付けたりしてくれました。大杉先生、有貴先生、尾﨑先生、なお先生、全学年の音響をその種目ごとに流してくれた智恵子先生ありがとうございました。保護者の皆様にとっても、いい思い出として心に残って頂けたら嬉しいです。

 

 さて、話は変わりますが、明日は卒園式です。年長さん、保護者の皆様おめでとうございます。出会った頃のみんなは本当に小さくて、可愛くて、自分のことで精一杯でした。先日の美璃先生のブログに年少さんの時の写真が載っていましたが、みんなが本当に小さくてあどけなくて、今、年長さんの立派になった姿と比べて改めて、その成長を感じました。

 

 個、だったみんなが幼稚園で日々過ごす中、友達の存在を心強く、また、一緒にいると楽しい、大切、という気持ちになり、共に育ちあいながら大きくなってきました。コロナ禍であって、互いの距離を保ちながらの園生活でしたが、子供達はお互いの事を大事に思い、考えながら友達を信じ、応援し、心を寄り添わせ、大きくなってくれました。

 

 14日に2回目の卒園式の予行が行われました。1回目より更に立派で堂々とした姿を見せてくれました。明日も自信に満ちた姿を見せてくれると思います。

 

 

 安心して小学校に送り出せます。「会うは別れの始め」と、言われますがその通りですね。まだまだ続いて欲しい、まだまだ一緒にいたい、と、思ってしまいますが、出会えた喜びがあったから、卒園までの時間が大切で、いい時間を過ごさせてもらったと、感謝でいっぱいです。担任はみんな、1日1日を大切に思い過ごしてきました。

 

 明日は、子供達の健やかな成長と、ご家族皆様のお幸せを祈りながら、感謝の気持ちで送りたいです。

 

 そして、卒園しても絆は繋がっています。嬉しい事、困った事、立ち止まってしまった事、何でも連絡して下さい。待っています。

似顔絵ファイルのご協力もありがとうございました。

 

 最後に、子育ての指針インディアンの教えから、ドロシーローノルトの詩より

 16の言葉を贈ります。認められる中で育った子は、自分を大事にします。自立した子供を育てる為の大切な親子のあり方です。

 

①けなされて育つと、子供は人をけなす様になる。

②とげとげした家庭で育つと、子供は乱暴になる。

③「かわいそうな子だ」と言って育てると、子供はみじめな気持ちになる。

④子供を馬鹿にすると、引っ込み思案な子供になる。

親が他人を恨んでばかりいると、子供も恨む様になる。

⑤しかりつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。

⑥励ましてあげれば、子供は自信を持つ様になる。

⑦広い心で接すれば、キレル子にはならない。

⑧褒めてあげれば、子供は明るい子に育つ。

⑨愛してあげれば、子供は愛する事を学ぶ。

⑩認めてあげれば、子供は自分が好きになる。

⑪見つめてあげれば、子供は頑張り屋になる

⑫分かち合う事を教えれば、子供は思いやりを学ぶ

⑬親が正直であれば、子供は正直である事の大切さを知る

⑭子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ

⑮和気あいあいとした家庭で育てば、子供はこの世の中はいいところだと思えるようになる。

 

 

 いつでも家庭が笑顔で、平和でいて下さい。「子は親の鏡」無自覚のうちに子供は親の姿から多くを学び、大きく親の影響を受けて育っていきます。親子が共に育つという気持ちで見守ることや、寄り添うことを楽しんでください。

 

 今年度も沢山のご協力ありがとうございました。次年度も宜しくお願い致します。

 年長さん、心からおめでとうございます。

 長々とお読みいただきありがとうございました。

 

 教頭   市村恵美子