伊勢原山王幼稚園 -神奈川県伊勢原市- 学校法人 山王学園 幼保連携型認定こども園

園のこだわり(日々の風景)

「最後まで諦めない気持ち」

2024年2月27日 火曜日

 先日は2月なのに半袖でも過ごせそうなほど暖かな日もあれば、週末は一転!雪の降るような寒さとなりました。激しい寒暖差で体調を崩しがちですが、しっかり栄養をとって健康に気をつけて行きたいですね。

 

 2月も残りわずかとなりました。

 

 先日行なわれた生活発表会!子供達の一年間の頑張り、成長、そして共に励んできた先生達の熱意に感動と感謝の気持ちで一杯になった3日間でした。私はいつも舞台横の放送室で音楽担当のお手伝いをしているので、なかなか正面から子供達の発表を見ることが出来ません。しかし、端から見る子供達の様子もなかなか普段見れない表情があり楽しいものです。

 

 発表会当日、子供達はとても緊張していると思うのですが・・・

 

 1つ種目を終えて準備の為に舞台袖にやってきた子供達はちょっと力が抜けていて、いつものいたずらな笑顔が見られます(笑)。そして次の発表種目の合図が鳴ると「キリッと」表情を変えて舞台に出ていくのです。この時の子供達の顔は本当にいい顔をしているんですよ~。みんなかっこいいなぁと思います。

 

 

 年長さんの跳び箱チャレンジでは特に緊張感が高まります!跳び箱に向かう気合いの入った顔は幼稚園児とは思えないほどです。

 

 それぞれ跳べた!跳べない!はありますが、跳び終えてホール後ろの扉を出るまでの緊張した表情と、扉を出て廊下に来た瞬間の緊張がほどけた顔。この瞬間の顔が放送室からちらっと見えるのです。

 

 果敢に挑み、跳べたときの本当に嬉しそうな喜びの表情、ガッツポーズをしたり、待っているお友達に抱きついたり、寝転がって喜びを表現する姿もあります。逆に挑戦むなしく跳べなかった時も、ギリギリ我慢していた糸が扉を出た瞬間切れて涙するお友達、ぐっとこらえて応援席に向かうお友達。様々なドラマと共に本気で挑戦しているからこそ、普段とは違った子供達の感情表現が出て、この瞬間が私は大好きです。

 

 

 年長さんは発表会が終わった今でも、跳び箱に挑んでいます。ぞくぞくと「10段跳べたよ!」」と事務室に報告に来てくれています。先日、用意していたご褒美の盾を園長先生が追加注文してくれていました!本当にみんながみんな頑張っています。【最後まで諦めないで頑張ります】と言う言葉を有言実行してくれている子供達が誇らしく思えます。

 

※写真は今までに跳べたお友達、全員分ではありません。

 

 3学期も「残りわずか」と思わず「まだまだある」と考えて、最後の最後まで頑張って欲しいと思います。応援しています!!

 

 教務主任 大谷智恵子